ドイツの観光地でドイツ人おすすめなのがハイデルベルク。
第二次世界大戦での爆破をまぬがれた古く美しい街。
多くの街を焼かれたドイツにとって、戦火をまぬがれた古くて美しい街はそのストーリーも含めて美しく感じるのかもしれない。
ハイデルベルクもフランクフルトから1時間ほど。
大きな国際空港があるフランクフルトからアクセスしやすい街でもある。
今回の旅程は日帰りでこんな感じ。

往路 10:20フランクフルト発ー11:08ハイデルベルク着
復路 20:10ハイデルベルク発ー20:22マンハイム着ー20:32マンハイム発ー21:08フランクフルト着
往復:28ユーロ
帰りはマンハイムで乗り換えなければならない。

ICに乗って出発!
ハイデルベルクでの観光は旧市街地。
駅から旧市街地へ向かって歩く。
徒歩20分くらいは歩くかなぁ。
こっちで合っているのか少し不安になりながら、周りの観光客っぽい人たちがいることを確認しながら歩いていく。
だんだんとそれらしき町並みに入る。

道幅が広くて、ゆったりと歩ける。
マールブルクと比べると街の規模がかなり違いそう。


街の建物がレンガで全体的にクラシカルで重厚感のある印象。

ハイデルベルクはネッカー川沿いに街が広がっている。
橋を目指す。
橋のたもとに猿の銅像とネズミがいて、猿の持つ鏡?をなでるといいことが訪れるとか。
もちろん、私もなでておいた。
丘に見えるお城を目指す。

お城を目指しながら街中の散策。
街の色の統一感が美しいと言われるゆえんかな、と思う。
重厚感のある質感に、優しげで温かみのある色味。
細い脇道のような階段を上りながら、お城を目指す。

途中途中にあるお家がどれも大きい~。
もしかしたらホテルかな?
こんなところでこんな建物に暮らしてみたい!

美しい眺め!
お城は廃墟。
13世紀に建てらてたというから、すごい。
入場料を払って見学することもできるが、今回は見学せず。

不思議な花を発見!!
見学を終えて街へ下っていく。

街中を散策すると、狭すぎない路地にはおしゃれな飲食店やカフェがたくさん並んでいる。
緑も多い。
さすが観光地だけあって、中国や韓国の団体客が多かった。
たっぷり散策して駅へ戻る。
ハイデルベルクは洗練された古い景観が残る美しい街だった。
ドイツの小さな町とはまた違う趣き。
きっと当時は最先端の華やかな街だったのかなぁと思う。
ありがとう!ハイデルベルク!

帰りは電車が40分ほど遅れ、マンハイムで乗り継ぎ電車に乗り継げず…。
近くを通りがかった車掌さんにチケットを見せ、
「電車が遅れたから予約の乗り継ぎ電車に乗れなかった。このフランクフルト行きへ乗ってもいいか?」と、チケットを見せながらホームに停まっている今にも発車しそうなフランクフルト行きの電車を指差す。
車掌さん、私のチケットにさらさらっとサインして、「乗っていいよ」と。
少しはドイツの列車旅に慣れたかもしれない。