【モロッコ】初モロッコ!カサブランカからマラケシュへ列車移動~マラケシュの夜・一日目。

アフリカ
モロッコ カサボヤジャー駅

バックパッカー女一人旅のモロッコ旅行。

私には初めてのアフリカ大陸。初めてのアラビア文化。
想像もつかないアラビア文字の国。

ヨーロッパ内の旅行にはそこそこ慣れていたけれど、全くの未知の国に足を踏み入れるようで、前日は緊張してあまり眠れなかった。

そんなドキドキのモロッコ旅の記録。

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フランクフルト発ルフトハンザ10:55のカサブランカ行きでモロッコへ。
13:25着なので、2時間半のフライト。

ルフトハンザ機内食

機内食はこんな感じ。
何料理なのかは不明。
私はお酒を飲まないので、機内でアルコールを頼むことはないけれど、ルフトハンザはワインもビールも気前よく出してくれるらしい。
通常の飲み物も、冷たい飲み物を頼むと、温かい飲み物は?と聞いてくれるし、温かい飲み物を頼むと、冷たい飲み物は?と聞いてくれる。

機内食を食べ、入国カードを記入し、ドキドキそわそわで空の旅を満喫しながらカサブランカに到着。

モロッコはビザ無しで入国できるが、イミグレで入国カードが必要。
この瞬間もドキドキする。

訛りのある英語で、なぜドイツからの入国かなどを聞かれ、こちらも訛りのある英語で返答。
無事に入国できた。

ロビーへ出ると、異国。

これまで目に馴染んだ人種とは違って、海外に来たなぁと実感する。
目に入る文字もアラビア語で、何が書かれているか全く予想もつかない。

このようなところで写真を撮っていると、あっという間になにかしらのカモにされそうなので、そそくさと駅へ向かう。

カサブランカ空港にある駅から、カサブランカの中央駅 カサ・ヴォヤジャー駅(Casa-Voyageurs )で乗り換え、マラケシュへの列車の旅。

いつも節約なバックパッカーだけど、日本国内の列車代と比較してもお手頃で、安全と快適を優先して一等席を購入。
カサボヤジャー駅でマラケシュまでの切符を買おうかと思っていたが、ここで買えるし、ここで買うのがオススメ的なことを言われたのでマラケシュまでの切符を購入。
空港駅からカサヴォヤジャー駅まで60ディルハム(約690円)、
カサボヤジャー駅からマラケシュ駅まで140ディルハム(約1610円)
※切符代は共に2015年3月付。

駅構内は人が少なく、ちょっと不安。
しかも写真を撮っていたら、警備員に写真を撮るなと注意された。

チケットの時刻を確認し、電車へ乗り込む。

車内は綺麗で、人も少なく快適だった。

車窓から見える景色は日本やヨーロッパとは違って、乾燥した大地という感じがする。
細身で小柄な牛たちがたくさんいて、これもまた見慣れた景色とは違って、別の大陸に来たんだなぁと感じる。

空港発の列車は何事もなく無事にカサボヤジャー駅に到着。

カサボヤジャー駅

マラケシュ行きの列車まで時間があるので、ひとまず人の流れに合わせて駅構内へ向かう。

大きくも小さくもない駅。
一人でいて特に大きな不安を感じるような雰囲気ではない。

しばらく駅構内で時間を潰して、予定のホームへ向かう。
予定の列車の遅延のアナウンス。
まぁこれは想定内。
海外の列車は時間通りだとラッキーという気持ちでいるくらいがちょうどいいと思っている。

そしてホームの変更。

アナウンスを100%理解できるわけではないが、数字のアナウンスとそれに伴い同じホームにいた人々が一斉に動き出すので、これはホームの変更だと勘を働かせる。
列車に乗り込むときに、その列車近くの乗務員にチケットを見せて確認すればオッケーである。

モロッコ カサボヤジャー駅

ようやく列車へ乗り込み、1等指定席へ。
車内はとても混雑していて、一等席を購入してよかった。
1等のボックス席も満席だった。

モロッコ 列車 一等席

車窓からみる景色も新鮮。
夕暮れどきで、暮れていく様子を見ながらの異国の列車の旅は楽しい。

真っ暗になってくると、頭の中で松任谷由実のルージュの伝言が流れてきてしまう。
同じような人がきっといると思う。

モロッコ マラケシュ 列車

40分遅れで、22時50分マラケシュ駅へ到着。
事前に調べていたとおり、マラケシュ駅はとても綺麗!

けれどのんびりしている場合ではない。
ホテルへは飛行機の到着便と、カサブランカからマラケシュへ列車移動すると事前に伝えてあったけれど、この時間になってしまうとさすがに不安。
けれど電話連絡するのも語学力的に不安。
この時間を女一人でうろうろするわけにはいかないので、旅先ではほぼ使うことのないタクシーに乗りそのまま向かう。

フナ広場近くのゲストハウスだったので、駅からフナ広場までタクシーに乗った。
料金は50ディルハム。
これは完全にボラれた料金だった。
駅からフナ広場までは13~15ディルハム、夜間料金を考慮しても20ディルハムあれば十分足りるはずなので、乗り込む前にきちんと料金を確認することをオススメします。
自分のツメの甘さが悔しい…!

フナ広場からホテルまでは、事前にグーグルストリートビューでチェックしていたので、スムーズに移動できた。
スマホで地図を見ながら一人歩いているのもあまり良くないので、事前にストリートビューで調べるなど女一人や夜間などは気をつけるに越したことはないと思う。
(ローマでスマホの地図を見ながら歩いていたらイタズラされたことがあるので…。iPhoneなんかはすぐひったくられそう…。後述の女性は別日の夜、私と二人連れで歩いていたときにポケットからiPhoneすられました…。)

チェックイン時、列車が遅れて遅くなりました的なことを伝えると、列車はたいてい遅れるから大丈夫ですよ的なことを言われた。

ホテルのWi-Fiに接続し、旅の掲示板でモロッコ旅行のアドバイスをくださった方と日程がかぶっていたので、都合が良ければ会いましょうということになっていたので、無事に着いたことを連絡。
その方もこのホテルを利用したことがあったそうで、ここまで迎えに来てくださり、フナ広場へご飯を食べに行くことに。

この時間でも広場はたくさんの人で賑わっている。

広場の屋台をいろいろ見て回りながら、食への冒険心に乏しい私は無難にタジン鍋にした。

ご一緒してくださった方は、少し年上で、明るくパワフルで楽しい。
さすがにこの時間を一人で散策することはできないので、こういう旅の出会いには本当に心から感謝する。
モロッコでの旅の仕方もいろいろと教えてもらった。

食事を終えると、フナ広場を少し散策。

これだけ見ていても楽しいが、スークはもっともっといろんなお店で溢れているというので、期待は高まる。

オススメのオレンジジュースも飲む。

想像よりも甘みがあって、移動で疲れた体に沁みた。

明日からのマラケシュ観光がとても楽しみになる1日目だった。

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