【2021年】剪定後の枝を使ってバラの休眠挿し

バラ

バラの手入れの中でわりと大作業である冬剪定。
春にたくさんのバラが咲くように、冬の寒空の下せっせと剪定する。

その剪定した枝を使って、愛しのバラたちに何かあった場合に備えてこれまたせっせと挿し木する。
冬の休眠挿しは昨シーズン初めて行ったにも関わらず、成功率がとても高かった。

そしてブログの休眠挿しの記事へのアクセス数も、バラの冬剪定シーズン前からぐっと上がり、休眠挿しに興味がある方が多いことがうかがえる。

今シーズンの休眠挿しもブログに残しておこうと思う。

休眠挿しの準備~2021年版~

休眠挿しで使う挿し穂には、剪定後の枝を使う。

今シーズンは寒かったとはいえ、私の住む地域では12月、1月でも15度を越える気温がざらにあり、どんなに寒くなっても、氷点下まで下がることがシーズン中に1~2回あるかないかくらいの温暖な気候である。(九州の南に在住)

今シーズンのバラも落葉することなく、1月末の段階で芽吹いてきてしまっていた。

天気予報で10度前後になる予報を狙って、強制的に冬剪定を決行。

剪定中に、だいたい鉛筆前後くらいの太さがあり、芽がついているものを15センチくらいでカットしていく。
あらかじめ品種を書いたラベルを用意し、一品種を剪定するごとに挿し穂用にカットした枝とラベルをまとめて水に挿しておく。

バラ 休眠挿し 挿し木
剪定しながら水揚げする。

剪定しながら、水揚げしていくスタイル。
全ての剪定を終えて掃除と片付けをして、挿し穂の土を鉢を用意する間に水揚げが完了!!
効率的!!
(皆さんそうしてらっしゃるとは思うのですが、初心者の私は手際が悪いので、昨シーズンより効率良くできると嬉しいものなのですw)

今回の挿し穂の土は、

鹿沼土4:バーミキュライト1

ざっくりこんな感じ。

ちょっと大粒の鹿沼土しか家になかったので、土が少しでも細かくなるようにバーミキュライトを混ぜて細かくするという魂胆。

手順はこちら。

・鹿沼土とバーミキュライトをビニール袋に入れ、振って混ぜる。
・よく混ぜた土をスリット鉢(角型3号)に入れる。
・鉢に入れた土によく水をかけて、しっかり湿らせる。
 (底から出てくる水がほとんど透明になるまで、しっかり水をかけた)

これで、準備は万端。

ルートン剪定ばさみ割りばしを用意して、いざ挿し木である。

いざ休眠挿し

昨シーズンも今シーズンも、鉢は角型の3号スリット鉢。

この小さな鉢に対して、めいっぱい挿します。ww

バラの休眠挿しは成功率と挿し穂の成長のスピードを考えても、この3号ポットにめいっぱい挿したところで、著しい弊害があるとは昨シーズンの経験から全く思いませんでした。
それに1ポット1枝で挿し木をしていたら、私の住環境ではとても管理できる場所がありません。
よって、今年も1ポットにめいっぱい挿しました。

・水揚げした挿し穂を、芽のバランスをみながら剪定ばさみで10センチくらいにカット。
・挿し穂の先にルートンをつける

割りばしで土に3センチくらい穴をあけ、挿し穂を土にさす。

ルートン

細すぎず、太すぎず、たくさん根付くようにワクワクと願いを込めながらカットして挿してを繰り返し、
挿し木完成。

ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ
ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ
ブラックティ、ミスターリンカーン
ブラックティ、ミスターリンカーン
ムーンシャドウ、イヴピアッチェ
ムーンシャドウ、イヴピアッチェ
ブルームーン
ブルームーン

昨シーズン、途中まではなんとか生きていたブルームーンは、春になる前に全てダメになってしまったので、今シーズンはリベンジ。
親株が素晴らしい花をつけてくれたけど、どうしてもシュートが出ず、成長が貧弱なので、どうにか挿し木が成功してほしい。
無謀にも太くて硬い枝も挿し木してみた。
どうなるのかドキドキ。

(写真がどれもピンボケ気味で申し訳ないです…)

休眠挿し10日目

昨シーズンに比べると、めっきり観察の頻度が落ちてしまった。

3日くらいで受け皿の腰水がなくなってしまうので要注意である。

これが10日目の挿し木たち。

ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ
ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ
ブラックティ、ミスターリンカーン
ブラックティ、ミスターリンカーン
ムーンシャドウ、イヴピアッチェ
ムーンシャドウ、イヴピアッチェ
ブルームーン
ブルームーン

今シーズンの休眠挿しもとてもイイ感じ!

ブルームーンの芽がふくらんでいるのがびっくり仰天、嬉しい誤算!

ただ挿し木して10日ほどの芽の成長は、もともと茎が蓄えていたパワーを使っているだけのことらしいので、まったく安心はできない状況。

開いた芽もよく観察するとしおれているものもあるので、ここからが挿し穂たちの生命力の試しどころである。

今年は放置していた屋上を使ってバラ栽培をより充実させていく予定なので、たくさんの挿し木たちに育ってほしい。

休眠挿し16日目

先週の順調ぐあいからうってかわって、それぞれに変化あり。

まずジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコの挿し穂。

ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ

葉がしおしおと萎れてしまって、ここまでですでに2本の挿し穂が黒く腐ってしまった。

この株は剪定時にすでに新芽を展開していて、せっかく開いた新芽を全部切り落としてしまうことがしのびなく、新芽をつけたまま挿し木していた。
これは完全に失敗で、休眠挿しの場合は展開していた新芽も全て落としたほうが良さそうである。

もともと開いていた新芽たちは全てしおれて枯れてしまい、挿し穂自体も枯れ込んできそうな気配。

休眠挿しは葉を全て落として行う、ということを改めて学んだ。

赤バラたちは問題なし。
ゆっくり少しずつな動き。

ブラックティ、ミスターリンカーン

問題が発生気味なのが、イヴピアッチェ。
16日目にして、半分ほどがダメになってしまった…。

ムーンシャドウ、イヴピアッチェ

先週は一見いい感じそうに見えていたけど、葉がみるみる萎れてしまい、頭のほうから黒く枯れ込んでいった。
挿し穂を軽く動かしたときに全く抵抗のないものは抜き(抜くと穂先が黒く枯れている)、抵抗のあるものは、枯れてきている部分だけカット。

どうにか少しでも成功してほしい。

今シーズンの驚きはブルームーン。
昨シーズンは夏も冬も全く挿し木が成功しなかったのに、今年はこれ!

ブルームーン

挿し木の際に全く芽の向きを考えずに挿したので、芽の成長が干渉しあっている。
本当に嬉しい大誤算!!

めいっぱい小さな鉢に挿す際は、芽の向きを考えて挿そうと学んだ。

2週間ちょっとの間で、ダメになってしまった挿し穂はだいたいこのくらい。
(実際はもうちょっと多い。)

バラの休眠挿し 

挿し穂が細すぎると難しいのかなと思う。
そして挿し木の成功率には品種と親株の樹勢がかなり影響するだろうなと思う。

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