【バラ】2020年・夏。猛暑での鉢増し。

バラ

今年は大雨が続き、日照不足で、梅雨が明ければ猛暑。

バラにとってはおそらく過酷な環境で、今年の春に我が家へ迎えた新苗たちは完全に成長をストップ。

去年の春と冬に挿し木した苗たちも、小さなポットですぐに土が乾いてしまい、気付けばいつも水切れ寸前のような状態。

こんな猛暑のなか鉢増しして大丈夫だろうか、なんて思いつつ、このままだと全く成長しないだろうし、健やかな成長を目指して、猛暑のなか無謀にも鉢増しを行ってみた。

まず、今年の春に我が家へ迎えた新苗5鉢を当初植え付けた6号スリット鉢から、それぞれ1サイズか2サイズ大きい深鉢へ鉢増し。
去年初めての新苗の鉢増しから今回2回目ともなると、写真を撮ることなど全く頭から飛んでいた。
もちろん、植え付け後の写真も撮っていなかったw

鉢から引き抜いてみると、そりゃ成長しないよね…、ごめんね…。と思うほどに根っこはぎゅうぎゅうだった。

自分でブレンドした土(だいたい鹿沼土5、牛ふんたい肥3、もみ殻燻炭1、ピートモス1)を使用。
我が家のバラの置き場所は日当たりがよく土が乾きやすいので、水持ちがよくなるであろうピートモスを混ぜた。
赤玉土ではなく、鹿沼土なのは、単に崩れにくいから。
バラにとっては酸性が強いらしいのだけど、冬の植え替え時に鹿沼土を使って問題なく花が咲いたし、鹿沼土を使っている方もいるようなので、私も鹿沼土を使用。

どうか枯れませんように!!となかば祈る気持ちで、2020年7月31日に鉢増しを完了させた。

新苗の鉢増し2週間後

2週間でにょきにょきとシュートを出し、鉢増しは失敗せずに成功した!!

完全に成長を止めていたから、本当に嬉しい!!

他の2鉢はまだシュートを出してはいないけど、新芽を出し始めているので、きっと根付いていくと思う。

挿し木の鉢増し2週間後

せっせと挿し木してきた苗も、鉢増しを行った。

3号ポットの土がいつもカラカラになってしまうので、1サイズ~2サイズ大きめのスリット深鉢に鉢増ししたのだけど、こちらはなかなか難しい結果となっている…。

冬の休眠挿しですくすくと成長していた、フレグラントアプリコットは、長雨に打たれたかと思えば、水切れを起こしたりと、私の管理が行き届かず鉢増し前に1つダメになってしまっていた。

そして、鉢増し2週間で様子をうかがうと、

なんと、新芽が枯れている…!!

よく観察すると、フレグラントアプリコットは2鉢とも根本が黒くなり、皮もめくれている…。
これは腐ってきているとしか思えない症状…。

あああぁぁぁ悲しい……………。

フレグラントアプリコットは色、花の形、香り、樹形、葉の色と照り、全てがとても私好みだったのに…。

全て同じ環境で育てているのに、こうやって個体差がでてきてしまうところが、バラの魅力と難しさなのかもしれないと思う。

休眠挿しから梅雨前までは、とても元気にわっさわっさと葉を茂らせて成長していただけに、かなり落胆してしまう。
けれどもこのフレグラントアプリコットの親株も、新苗1年目は他の苗と比べて成長が遅く、病気にもかかりやすかったので、子供の頃の成長は繊細なのかもしれない。(あくまで、おおざっぱな素人手入れによる感想)。

今年の冬にもう一度、休眠挿しに挑戦するしかない。

タイトルとURLをコピーしました