ゼラニウムをもりもりに育てたい!~憧れの欧州の窓辺を目指す~

植物の栽培
ギリシャのサントリーニ。赤が映える。シーズンオフの3月なので花は少なめ。

憧れの欧州みたいな真っ赤なゼラニウム

窓辺を真っ赤なゼラニウムでいっぱいにしたい!という野望を持ちつつ、いつも枯らしてしまうゼラニウム。

私には縁がない植物なんだろうと一度は諦めるも、やっぱり諦められず昨年も挑戦し枯らしてしまった。

この記事のゼラニウムは秋植えし、冬を越えたが、夏は越えられなかった…涙

もうゼラニウム栽培は諦めようと思っていたのに、懲りずにゼラニウムの苗を購入してしまった。
自宅をヨーロッパのようにするため、ゼラニウム栽培に何度目かの再挑戦である。

ゼラニウムの苗購入

バラを探しに行った3軒目のホームセンターの園芸コーナーでゼラニウムが大量に売り出されていた。
大量に並んだゼラニウムの鮮やかさは圧巻で心を掴まれた!

ゼラニウムの鮮やかでパワフルな色合いは本当に目を引く。

もうゼラニウムは諦めようと思ってたのに…、やっぱり欲しい!!

ヨーロッパのような窓辺を目指して何度も挑戦してきたゼラニウム。
けれどあんなにもりもりに育つことなく、いつも枯らしてしまう。

枯らしてしまう原因は分かっている。
暑さで弱り、根腐れさせてしまうのである。

昨年のものは、春の肥料も足りていなかったと思う。

今年こそは!!
もりもりのゼラニウムに育てたい!!

よしっ!購入~~!!

今回買ったゼラニウムは、

アイビーゼラニウム ハッピーフェイス (ルビー)298円

アイビーゼラニウム ハッピーフェイス (ルビー)
アイビーゼラニウム ハッピーフェイス (ルビー)

アイビーゼラニウム マルカダ(ダークレッド)298円

アイビーゼラニウム マルカダ(ダークレッド)
アイビーゼラニウム マルカダ(ダークレッド)スリット鉢へ植え付け後

アイビーゼラニウム アイーダ 198円

アイビーゼラニウム アイーダ
アイビーゼラニウム アイーダ

ゼラニウム カリオペ(ホットピンク)598円
(画像なし)

本当はカリオペも赤が欲しかったのだけどなかったので、ホットローズと悩んでホットピンクにした。
個人的にはホットローズの色が大好きだけど、ヨーロッパのゼラニウムは赤が大定番で、たまに見かけたピンクはホットピンクのような色のピンクだったから。
どうしてもヨーロッパの窓辺に憧れてしまうのである。

追加:アメリカーナNEO(ダークレッド) 218円

アメリカーナNEO(ダークレッド)
アメリカーナNEO(ダークレッド)

再追加:アメリカーナ(レッド:2苗、ピンク:1苗、ホットピンク:1苗)110円
(画像なし)

さて、高温多湿な日本の南でゼラニウムをいかに長持ちさせるか。

私が考える、九州のゼラニウム対策は以下。

・絶対に雨にさらさない。
・鉢が乾いたタイミングでの水やりではなく、乾いて2日~3日経ってから水やり。
・きちんと肥料を与える。

・夏は直射日光に当てない

鉢はスリット鉢。
土は水はけ重視。

これまで何度もゼラニウム栽培に挑戦しては失敗しているので、正直私にはゼラニウム栽培の才能はないと思われる。
ゼラニウムは丈夫な品種として名を馳せているし、庭で勝手に大きくなっている木立性のゼラニウムはよく見かける。

実際に1ポッド100円もしない名もなき木立性のゼラニウムは本当に強くて、全く気に掛けることなくどんどん大きくなって、どんどん花も咲く。

ハーブで有名なローズゼラニウム(センテッドゼラニウム)も丈夫なことこの上なく、直射日光も長雨も乾燥もへっちゃら。
しかも挿し木で簡単に増える。

なぜ、名前のつくちょっと割高なゼラニウムはこんなに苦労するのか…。
挿し木もほとんど成功しない…。

それでも魅力的で憧れてやまない真っ赤なゼラニウム
これまでの失敗を教訓に植え付けていく。

ゼラニウムの植え付け

ゼラニウムの育て方を調べると、成育が旺盛のため1回りか2回り大きな鉢に受け付ける、と目にすることがあるが、2回り大きな鉢に植え替えると根腐れする確率が高まる気がしている。

まずは1回り大きなスリット鉢に植え付ける。
(鉢の直径を3センチ大きくする)

今回はパーライトは混ぜなかった。
ふるいにかけて残った熱湯消毒した古土5に、腐葉土4と牛ふんたい肥3、もみ殻燻炭1を混ぜた。

植え付けの際は、元肥を仕込む。
バラ用の肥料を流用。3・6・5なのでゼラニウムにも良さげだと思う。

植え付け後も、すぐに水を与えない。
土が完全に乾いてから、水やりをする。

やせた土でカラカラに乾いてもローズゼラニウムは育つので、ゼラニウムの育て方としては本当に水は少なめでいいだろうと目論んでいる。

これまでの失敗を振り返ると、どうしても過保護になり水やりしてしまうのだ。

完全に乾いてから、たっぷり水をあげる、というルーティンで今シーズンは再チャレンジ。

赤いゼラニウムでヨーロッパに思いを馳せる

コロナ禍で思うように旅行ができない今、真っ赤なゼラニウムを見ると欧州の街並みを思い出す。

欧州の春~夏は花に溢れていてとても綺麗。
湿度が少なく真っ青な青空と、溢れるように咲く花の色が本当に美しい。

私が住んでいる地域はかなり多湿なので、晴れても空が白っぽい色をしていることが多く、欧州の真っ青な空がとても恋しくなる。
虹も欧州で見ると、かなりくっきりした色で、初めて欧州で虹を見たときは感動を越えてびっくりしてしまった。

今年はベランダで真っ赤なゼラニウムをいっぱい咲かせて、大好きなヨーロッパの気分を自宅で味わえるようにしたい。

ギリシャ ゼラニウム
ギリシャ
ローテンブルク ゼラニウム バラ
ドイツのローテンブルク
ローテンブルク ゼラニウム バラ
花の季節のドイツの街巡りは、バラとゼラニウムとクレマチスが溢れるように咲く
ゼラニウム ミハス スペイン
スペインのミハス

【追記】 早すぎる梅雨入り!

なんと5月中旬を待たずに、梅雨入りしてしまった。

全て軒下に置いてあるが、葉に雨がかかったり、私の環境では完全に雨をよけることはできない。

初めてスリット鉢で栽培しているが、今のところ成育は良さそう。

午前中に2~3時間の日当たりと、午前中から午後2時くらいまで日が当たる場所では、日当たりが長い方が成育がいい。
苗自体がとても小さくしなしなだった見切り品のアメリカーナを日当たりの良いところで管理していたら、他の苗と遜色ないくらいに成長している。

今のところは良い感じだとおもっていたのに、あまりにも早い梅雨入りで日照不足による成育不良が心配。

※追記 2021.7.19
2ヵ月続いた梅雨が明け、連日30度越え。
なんなら梅雨明け前から30度を越えていて、ゼラニウムは成長をストップ。
日なたに置いていたゼラニウムは明るい日陰へ退避。
この暑さが2ヵ月以上は続くので、水やりと暑さに気を付けながらなんとか夏越しを目指す。

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