秋、金木犀が香る時期になるとクリスマスローズの植え替えの時期。
去年の秋に初めてクリスマスローズを購入し、その冬はもっさもっさと成長した。
想像以上の成長で、もしたしたら鉢増ししたほうがいいかもしれないと思っていた。
けれど、購入時に1サイズ大きめの鉢に植え付けたので、きっとこのままでも大丈夫なのだろうとそのままで夏越しさせることになった。
夏は日陰で風通しの良いベランダに置き、何度か葉っぱをカラカラにさせながらもなんとかかろうじて夏越しができた。
けれどもかなり状態が悪く、瀕死状態であろうことは見た目に明らか。






こんなにも状態が悪いのに、健気にも新芽を感じさせるものが株元に出ていて、もしかしたらの希望がある状態。
期待を込めて植え替えの決行。
しかし!
やっぱり鉢から出してみて、クリスマスローズ達へ謝罪の念でいっぱいになった…。
根っこがかなり腐ってしまっている…。




夏に水をあげすぎたのか、夏が暑すぎたのか、冬の時点で鉢の中はかなり根がパンパン状態だったであろうのに鉢増ししなかったせいか…。
こんなにも根を伸ばして成長したにも関わらず、私の管理が悪いせいでこんなにもダメになってしまうなんて…。
腐った根と土を洗い流してみるとこんな感じ。






かろうじて生きている根と新芽らしきものあるので、もしかしたらワンチャンこの冬また成長してくれるかもしれない…。
そんな期待を込めて植え替えてみたけれど、植え替え1ヵ月半が経過して、1つは完全に息の根が止まってしまった…。
小さな鉢に植え替えればよかったのに、何を血迷ったか去年よりも大きな鉢に植え替えてしまったのもトドメだったのだと思う。
2つはなんとか生きてくれていそうだけど、葉が枯れてしまって株元がぐらぐら。
一向に寒くならない気温も相まって、このまま成長していくのはかなり難しいだろうと思われる。
植え替え時には新芽みたいなのがついていたのになぁ…泣
ここは南の街でクリスマスローズ栽培に全く適していないだろう地域だけど、誰も手入れをしていなさそうなところに大量のクリスマスローズが咲いているのを見たことがある。
冬はベランダのバラを短く剪定するので、その間にクリスマスローズが彩ってくれればなぁなんて思っていたのに残念な結果になってしまった。
クリスマスローズ達、本当に申し訳ない…。