
週末に冬剪定を完了。
暖冬すぎて休眠しているかナゾだけど、きっとこのタイミングが今シーズンで一番の寒さになるだろうと予想。
次は、いよいよ植え替え。
これまで根鉢を崩さない鉢増しはしてきたけれど、根鉢を崩す植え替えは初めて。
バラはとても生命力の強い植物だと感じているけど、植え替えに失敗するとあっという間に枯れることもあるらしい。
今シーズンの冬は13度を下回る気温に数回なったかなという程度で、バラたちが完全に休眠しているのかという点がとても心配。
けれど、きちんと土を入れ替えて今年の春こそはたくさんのバラを咲かせたい!ということで、休眠期の植え替えを決行~!
↓これまでのお手入れの記録↓
植え替え準備
今回の植え替えはバラの培養土ではなく、自分で土をブレンドすることにした。
その方が安上がりだから!
バラの栽培は手間ヒマと地味な出費が続く道楽だなぁと思う。
それでも花が咲く喜びを思うと惜しんでいられない。
けれど惜しむところは惜しんでいくので、ほんのちょっとを節約してしまうのである。
・培養土20L
・10号ロングスリット鉢 2個
・9号ロング鉢 2個
・鹿沼土
・もみ殻燻炭
・パーライト
・くまで
・バラ用の緩効性肥料
いろいろなブログや本を参考に、
花の培養土:3
鹿沼土:1.5
パーライト:1
もみ殻燻炭:0.5
くらいの分量で土を混ぜる。
きちんと計っているわけではなく、目分量である。
大量の土を混ぜるので、けっこう体力を使う。
バラの培養土でさっと植え替えるほうが断然ラクだし、成長も良いと思う。
混ぜに混ぜて土づくりが完成したら、ようやく植え替え作業にとりかかる。
4年目で初めての植え替え ザマッカートニーローズ
これまで鉢増しは行ってきたけれど、植え替えたことがなかった4年目のザマッカートニーローズ。
おととしの春は大輪でとても良く咲いてくれたけど、去年は花も小ぶりであまり良く咲いてくれなかった。


しかも鉢の形状と樹形が、とても風の影響を受けて倒れやすい。
少し風を受けると倒れてしまう…。
冬の植え替えで、絶対に鉢を変えようと思っていたのだ。
10号根はり鉢から引き抜くとこんな感じ。


もっと根っこぎっしりかなと想像していたけど、そこまででもなかった。
熊手でなるべく傷つけないようほぐしていく。


ほぐしていくと、鉢増しの過程で内側に閉じ込められていた鉢底石がどんどん出てくる~。
これが取り除かれれば、バラちゃんもすっきりするだろうな~なんて思う。


バラの本を参考に、根玉にする。
100均ダイソーの200円商品だった、9号鉢に植え替え。
元肥を規定より少なめに入れておいた。
ひょろひょろブルームーン


シュートを出さずに葉色も悪く、ひょろひょろと育ってしまったブルームーン。
鉢から出してみると、根もそこそこ貧弱であった…。


10号ロングスリット鉢に植え替えようと思っていたが、土を取り除いてみると10号では大きすぎる気がしてそのまま8号ロングスリット鉢の植えなおした。
成育良好なディスタントドラムス
剪定前 剪定後
にょきにょき育ったディスタントドラムス。
根っこもびっしり!!


びっしりすぎてほぐすことができない。
植え替えの方法を見ると、3分の1は切り詰めてもいいらしい。
が、いかんせん本当に休眠しているのか疑心暗鬼。
けれどもどうにもならず、固まりになっている部分はちぎれてしまった。


底の塊のような根っこをちぎり&ほぐしながら土を落とし、根玉にする。
鉢底石を入れずに、10号ロングスリット鉢に植え替えた。


根っこびっしり!スヴニールドゥアンネフランク
8号スリット鉢からの鉢増しのときに、家にあった素焼き鉢に植え付けたスヴニールドゥアンネフランク。
素焼き鉢が丸くなっていたので、根っこも成長しているだろうな~と期待していた。
引っこ抜くと、想像通りにびっしり!


これは9号鉢に植え替えて、春の花に期待大。


丁寧に土を落としながらほぐし、


ダイソーの200円9号鉢に植え付け。
真ん中にくるよう置いても、トントンとする過程で中央がズレてしまう…泣
何度も植え替えをこなして、立派なロザリアンになるまでは遠い道のりである。


植え替え完了
植え替え後すぐに水やりをして、全ての植え替えと片付け掃除が終わった後に再度水やりをして完了~!
たった5鉢の植え替えでとてもクタクタ…。
鉢植えのバラや、土は地味に重い。
しかも我が家のベランダは狭いので四苦八苦!
今回の植え替えの最大の懸念は、休眠しているかどうかである。
こんなに根っこをちぎってむしってしまったのに、休眠中ではなかったらどうしよう…という不安は拭えない。
13度~14度くらいの週間予報だから植え替えたのに、今日もとてもポカポカしている!
寒いのは苦手だけれど、バラのことを思うと冬はきちんと寒くなってくれなくては困ってしまう。
元肥も、鉢植えの場合は必要ないと必要有りの情報があって、初心者には悩みどころ。
今回は規定量よりも少なめで、元肥を入れておいた。
春に綺麗なバラが咲き乱れてくれるといいなぁ。
どきどき不安ながらも、とても楽しみである。