バラの夏剪定の枝を使って、挿し木を始めて今日でちょうど2ヶ月。
程よく新芽も展開してきたし、程よく根も張っているのではないか?と予想。
冬の休眠期を迎える前に、秋の心地よい気候でより良く成長させたい。
1鉢を除いて鉢の底からまだ根っこが出ていないけれど、新芽も元気だし、もっと成長させたいし、はやる気持ちを抑えられず鉢上げすることにした。
ザ・マッカートニー・ローズ
まず、今にも枯れてしまいそうな葉色のザ・マッカートニー・ローズ。
こんなに葉色が悪いのに、唯一鉢の底から根っこが出ていて生育しているのが分かる。
鉢から出すと、とっても元気そうな根っこが!
葉っぱの状態と根っこの状態はイコールではないんだなぁ、と知る。
スヴニールドゥアンネフランク
ここ最近、新芽がすくすく育ち始めたスヴニールドゥアンネフランク。
予想よりも根っこが少ないけれど、太くてしっかりした根っこが出ていた。
ディスタントドラムス
これは自分のズボラなやり方をとても後悔した…。
前列が9月2日から挿し木をしているディスタントドラムス。
後列はブルームーンが全て枯れてしまったので、花後に切ったレーシーレディを空いたスペースに挿していた。
この適当に挿しているレーシーレディの葉っぱが元気なので、鉢ごとひっくり返すわけにはいかない。
なので、前列のディスタントドラムスを掘り出すのだけど、その際にかなり根っこを損傷させてしまったのである…(泣)
一番初めに新芽が展開していた一番左の挿し穂ちゃんは、かなりブチっと根を切ってしまったけれど、それでも一番根が成長していた。
最近、新芽がすくすく展開していた挿し穂は予想外に根っこが成長していなくて、しかもかなり弱々しい。
弱々しいから気を付けて植え付けようとしたら裏目に出て、さらに根にダメージを与えてしまった感…。
鉢上げ前 AM10:00 鉢上げ後 PM5:00
そして案の定、鉢上げ後から新芽がしなしなしてしまっていて、夕方5時の様子がこれ…(泣)
悲しすぎる…!泣
鉢上げ後のバラたち

根っこの大きさに合わせて3号ポットと4号スリット鉢に鉢上げした。
土は花用の培養土にパーライトを少量混ぜ、これまで挿していた赤玉土を、その土に対して5割ほど混ぜた。
リキダスで水やりして完了。
これまで管理していた場所と同じ場所に置く。
朝方に1~2時間ほど日が当たり、その後は明るい日陰となる場所である。
前に、出始めの小さな小さな根っこを損傷させてしまったザ・マッカートニー・ローズは今もなんとか育っているので、元気な新芽が出ていたのに鉢上げ後に葉っぱがしなっとしてしまっているディスタントドラムスにはどうにか頑張ってもらいたい!!
もちろん他の苗たちも、うまく定着してすくすく育ってくれますように!!
今回の鉢上げはフライングしすぎた感が否めない。
本当なら鉢底から根がにょきにょき出てくるまで待つべきんなだろうけど、素人考えながら休眠する前にもっと成長してほしいと思ってしまったのだ。
そして葉の状態と根の状態は比例しないことも分かった。
葉色が悪い挿し穂が一番根が育っていて、元気な新芽を出していても根はまだまだ小さかった。
きちんと定着してくれれば、1週間後くらいには南向きの日当たりの良い場所へ移して、にょきにょき成長を望みたいところ。
ちょっと不安だけど、明日からのバラ観察も楽しみだ。