
スキンケアでハマってしまったThe Ordinary
ファンデーションもあることは知っていた。
試してみたいけれど、ネットでの色選びはなかなか難しい…。
でもなんだか気になる…。
✔The Ordinaryのスキンケアはとても気に入っている。
✔The Ordinaryのスキンケアを気に入っているインスタグラマーがセラムファンデーションも気に入っている。
✔使っていた薄付きファンデがなくなった。
こんなタイミングなら値段も安いし試してみよう!ってなことで購入し、この2ヶ月ほど使ってみたセラムファンデーション【Serum Foundation 2.0N】のレビューです。
色選び
実物を見ることができない環境なので、何よりも難しいのが色選び!
私は乾燥さえしなければ、カバー力も崩れにくさもあまり気にしない。
マットな仕上がりは好みではないので、できればツヤのある仕上がりが良い。
その点で、このファンデーションは乾燥はしなさそうなので試してみたいという気持ちがあった。
719円という価格なら、多少色がイメージと違っても諦められる。
多少の色差なら、力技でどうにか補正して使えなくもない。
ただ白浮きだけはしたくないので、そのあたりを念頭に色を選びたい。
公式のスウォッチを見てもなかなかピンとこない。
グーグルやインスタで「The Ordinary Serum Foundation swatches」などなどで検索してみる。
人種間を越えたカラーバリエーションで考えると、日本人の肌は明るくもないけど、暗くもない。
白人種ほど明るくないし、アジア系の中ではそこまで黄味も強くない。
その中で私の肌は明るくない。
公式のカラーチャートを個人的な見解でみると、
Very Fairは金髪碧眼のような色素の薄い日焼けのない白人の肌
Fairは黒髪系の白人、日焼けのない白肌のアジア系の肌
Lightが日中韓などオレンジがかっていないアジア系の肌
Mediumが日焼けした白人、アジア系の肌
みたいな感じかなぁ、とぼんやり大雑把に考えてみる。
とすると、Light Mediumあたりが自分の希望のトーンかな????
さきほどの検索ワード 「The Ordinary Serum Foundation swatches」 に「2.0」を加えて検索。
うん!たぶんきっとこのあたりで良さそう!
もうよく分からない!笑
見れば見るほど、考えれば考えるほどよく分からなくなってくるし、このあたりのニュートラルでいっか!
という感じで注文。
届いたのは、こちら。

手持ちのカバーマークジャスミカラーエッセンスファンデーションYN20と比較。
環境が変わって肌色が明るくなりカバーマークのファンデーションを少し暗く感じていたので、だいたい成功なチョイス!
顔につけた時は少し明るく感じるけど、馴染むとそうでもない。
黄味すぎず赤味すぎず、いいあんばい。
使い心地
伸びが良い!!
久しぶりのリキッドファンデーションなこともあって、つる~っと肌の上をすべるような感触にビックリ!!
もう少し引っかかりがあっても良いかなと思うけど、つる~っと伸びて薄付きに仕上がる感じは求めていたカジュアルな仕上がりでちょうど良かった。
うるんだようなみずみずしい仕上がり。
ツヤのあるグロウな仕上がりが好みの私としてはこのままでもいいくらいなんだけど、これでは顔を触れないし、ホコリなどがくっついて日常で支障が出るので、パウダーをつけて仕上げる。
ソバカスもほどよく透け感があって、ナチュラルで良い感じ。
しっかりメイクするときはカバーマーク、ナチュラルなメイクのときはThe Ordinaryのセラムファンデーションという感じ。
乾燥は全く気にならない。
崩れに関しては、なくなるような崩れ方かな、という印象。
それでも個人的には汚くなることがないので気にならない。
The Ordinaryのアイテムが好きで、ファンデーションは薄付きが好みという方は使ってみてもいいと思う。
崩れにくくてカバー力が高くて高機能!みたいなファンデーションが好みであれば、商品のベクトルが違うような気がする。
私はうるんだツヤのあるナチュラル感がとても好みなので、とても気に入って使っている!
カバー力は必要なく、白浮きしないベースメイク感、マットにならない、という私のニーズにはぴったりだった。
やっぱりThe Ordinary大好き!!
おまけ・テスターを使ったセルフでの色の選び方
プチプラファンデで色選びをするときは、セルフで色を選ぶことが多くなると思う。
4~5色くらいのカラーバリエーションだとあまり悩むこともないと思うけれど、外資プチプラファンデや、色展開が7色以上あると色選びで悩むことも出てくる。
テスターなどの実物で色選びができる場合の色選びの簡単なポイントを、色選びに迷ってしまうという方に役に立てばと書いてみる。
(ベースメイクにかなり力をいれていたブランドでチーフしてました)
フェイスラインに縦にファンデを伸ばすのが鉄板の色の選び方。
これは、フェイスラインに2~3センチではなく、チークゾーンからフェイスラインへかけて伸ばすと分かりやすい。
これで選べてしまうのであれば、それで良し。
けれど実際にセルフで選ぶ場合、これだとなんだか分かりにくい場合が多い。
2~3色候補があって、どれか決めかねてしまう場合は、おでこの中央に眉毛と平行に線上に伸ばしなじませてみる。
こうしてみると、どちらが良いか、どちらが好みかを絞れてくると思う。
ファンデが白っぽく見える感じがあれば、白浮きの可能性大。
オレンジっぽく見える場合は、暗く感じる可能性大。
なじんで分からなくなる感じが、ぴったりの色。
それでもなんだかよく分からない…。
そんなときは、顔の横に手の甲を並べて、手の甲とフェイスラインとおでこに伸ばしたファンデ、顔全体の色を見比べてみる。
色調が似ていたり、バランスが良さそうなものが絞れてくる。
手の甲は顔よりも焼けていることが多く、顔というパーツだけではない全体のバランスで見ることができる。
顔も手も常に露出し人の目にふれる部分なので、顔だけ明るすぎてしまうと白浮き感が出てしまう。
ただ、手の甲にだけとって選んでしまうと暗くなってしまうので、手の甲にだけ取り選ぶのはオススメできない。
実際につけるのは顔なので、手の甲は参考程度、顔の印象を優先したほうがいいと思う。
自分でファンデーションを選ぶときは、自分フィルターがかかっているのでなかなか選びづらい。
なので客観的にバランス良く見える色を選ぶために、手の甲を顔の横に持ってきて比べてみる。
「顔」だけ、「手の甲」だけを注視することなく、どっちもまとめて見ると、より絞れてくるかもしれない。
もちろんデパコスカウンターで色を選んでもらうときも、色選びのときに手の甲を顔の横に持ってきて鏡でチェックしていいと思う。
私はお客様にもそうしてもらい、お客様自身にも色のバランスを見てもらっていた。
さらにタッチアップで全顔仕上がったら、鏡に近づいて仕上がりをチェックするだけでなく、手を鎖骨下に乗せ、顔・首・手の甲の色のバランスを鏡から少し離れてチェックすると分かりやすい。
それでも悩むなぁという方は、好みで良いと思う。
日常用ファンデーションの色選びは、大きく白浮きしたり、暗くなりすぎてしまわなければ、好みで選んで構わないと個人的に思っている。
メイクが自分の好みに仕上がると、満足度は高まるし、それがその人の個性なのである。
個性よりも、人から見られる印象を良くしたいと思っていたら、どう良く見られたいのかを整理してみる。
ファンデーションをつける大きな目的は、肌をより綺麗に見せる、ということ。
どう肌を綺麗に見せたいのか?
自然に、作り込んだ肌感、若々しく、などなど人によって様々。
下地、コンシーラー、チーク、仕上げ用パウダー、ハイライト、など使うアイテムの量でも変わってくると思う。
どう仕上げるのが自分にベストかな?と思い描いてみると、より絞れてくるんじゃないかと思う。
ちなみに若々しく仕上げたいときは、明るめよりピッタリがおすすめ。
明るめはベースメイク感が出すぎるし、色ムラに対するカバー力も低いので厚みが出がち。
白浮きと厚みは、残念ながら若々しさとは反対の印象になってしまう。
それでも决めかねてしまうときは…。
フェイスラインとおでこにファンデーションをのせ、お手洗いに行き、お手洗いの鏡で手の甲と合わせてチェックすると良いかも…。
人には選べるけれど自分にはなかなか選べない私は、セルフの店頭で迷いに迷ったら、きっとそうすると思う。