
ファンデーションの定番中の定番、カバーマークの<ジャスミーカラー>エッセンス ファンデーション
ファンデーションはその時に勤めていた自社ブランドのものを使っていたので、ずっと興味がありながらも使ったことはなかった一品。
世の中に山ほどレビューは溢れているだろうけど、今さらながらにレビューしてみます。
色選び
カバーマークのファンデーションといえば、気になるのが色選び。
この色選びにずっと興味があった!!
今ほどパーソナルカラー診断が浸透する前からあるカバーマークの色診断。
今から14年ほど前、カバーマークの美容部員さんに同業者として聞いてみると、ほとんどがイエローベースのファンデーションになる、と言っていた。
その方とは全く別で友人になったカバーマーク美容部員曰く、パーソナルカラーとは全く関係ないのに、ブルーベースの色でなければあからさまに不満げなお客様が多いと…。
元同業として、それめっちゃ分かる…と思いながらも興味津々で色選び。
私はYN20だった。
私のパーソナルカラーはプロ診断でウィンター。
もしかしたらカバーマークのファンデーションもブルーベースかな?と思っていたけど、イエローベースだった。
カバーマークの理論と、ファンデーションを単にブルベかイエベで分けられないことはすごく分かる。
長く商品に接している美容部員のほうが商品のクセを把握しているので、きちんと意思疎通が取れていればアドバイスを聞いたほうが良いと思っている。
私のファンデーションの選びの絶対条件は、白浮きしないこと!!
これが絶対にマスト!!
カバー力や崩れはあまり気にしない。
韓国風のメイクは白浮きめなメイクがトレンドかもしれないけど、30代で白浮きベースメイクは若作りにしか見えない、というのが個人的な考え方。
テレビを見ていて、まずベースメイクが白浮きしている女優さんはいない。
仕事柄、女優さんたちが使うファンデーションの色を知ることが多々あったけど、テレビで見ている印象から想像するファンデーションのカラーより実際に使っていたり購入されたカラーは暗めのものが多かった。
一般的に明るめを好まれる方が大多数だけれど、肌色から明るい時点で厚塗り感が出るし、肌色から浮かない色を選べば少量で済むのでナチュラルに仕上がる。
ものすごく作り込む美容部員のようなベースメイクが好みであれば明るめでもいいかもしれないけれど、あのメイクは百貨店の照明の下だから映えて見える。
日常のなかで見ると、非日常になってしまう。
YN20を選んでもらったときも、気になるのは明るくないか?ということだった。
まだ暗めのカラーバリーエーションがあるのに、本当にこの色で大丈夫???と友人の美容部員に確認する。
「絶対に絶対に白浮きしたくないんだけど大丈夫??」
「絶対、大丈夫!!」
他のスタッフにも見てもらって、「大丈夫ですよ!」と。
「一度つけて過ごしてみたら?」と、なんともありがたい提案を受けて、その日に買う気満々だったけれどつけて過ごすことにした。
ファンデーションのタッチアップは美容部員の大きな仕事の一つだけど、美容雑誌に書かれているような全美容部員がどうぞウェルカム!な仕事ではないのが現実。
まず一見さんの、「ファンデーション試したいんですけど…」のタッチアップ希望の申し出は、その日の購入にならない確立がかなり高く、そのわりにベースメイクを落としてメイクするので時間がかかる。
売り場の状況にもよるが、美容部員のモチベーションが上がりにくい案件なのである。
もし何かのファンデーションを試してみたいのであれば、「サンプルあったら貰えませんか?」とささっと聞かれたほうがありがたい。
そんな実情を知りながら、店頭の状況を見るにサクラも兼ねてタッチアップしてもらった。
初めてつけてみてビックリ!
カバー力高い!!
友人(美容部員)曰く、これはカバー力が低いという。
えー、これでカバー力低いのか…。
今までのブランドがいかにナチュラルだったか分かるな…としみじみ。
メイクしてもらい、帰宅後に鏡を見てビックリ!
わー!ぜんっぜん崩れてない!
色が自然で綺麗!!
YN20で購入決定!!
使い心地
これまで薄付きのファンデーションに慣れていたので、はじめは量の調節が難しい。
付属のスパチュラで取るのだが、どうしても多く取りすぎてしまう。
クリームファンデーションなので、しっかり肌に乗りながら伸びる。
保湿力はドライ寄りノーマルスキンには問題なし。
崩れにくさも、問題なし。
テカリがあったほうがツヤっぽく見えて好みなので、完全にテカリのないマット肌が好みであれば、少しテカる印象があるかもしれない。
使いはじめはかなりカバー力が高いと思っていたけれど、使い慣れていくうちにほどよいカバー力だと感じる。
厚みをあまり感じさせずにソバカスをほどよくカバーしてくれるので、メイクの仕上がり感に大人っぽさをだしてくれる。
ソバカスが透けて見えていても気にしないが、ソバカスの透け感でメイク見え方がカジュアルかフォーマルかに差が出る。
ちょっとそこまで、のようなメイクにはしっかり感が出すぎてしまう気がするので、私はナチュラルなもの(今はThe Ordinary Serum Foundation 2.0N)と使い分けている。
めちゃくちゃ日光に晒されていた時期に選んでもらったので、日光を浴びなくなってしまったこの頃では少し暗く感じてしまう…。
あんなに明るくないか気にしていたのに…。
それでもアンチ白浮き派な私には量を調節しながら使えるのでありがたい。
パーソナルカラーブルベがカバーマークのイエベのファンデーションを使うとどうなるか?という疑問には、全く問題ないというのが改めての実感。
そもそもカバーマークがパーソナルカラーを理論に作っているわけではないので、違っても当然だなと思う。
パーソナルカラー診断でもらったであろうファンデーションの色見本カラーチャートを持ってファンデーションを見に来られるお客様を何度も接客したけれど、ボトルから見た色を肌の上で全く同じく再現できないので世の女性はファンデーションの色選びに苦心する。
ファンデーションの特性と、肌色だけではない肌の質が、ファンデーションの仕上がりを左右する。
カバーマーク<ジャスミーカラー>エッセンス ファンデーションは色展開も多いし、季節問わず使えてとても使いやすいファンデーションだと思う。
長く人気商品なのが分かる一品!
