オプティマムファスティングで体内浄化~経過と結果~

美容と健康

2020年の終わりに、新しい自分と体を目指して行ったオプティマムファスティング。

準備編がこちら。

いよいよファスティング本番である。

まず私の準備食前のスペックはこちら。

・身長154.5cm
・体重 45.0kg
・体脂肪 25.8%
・筋肉量 29.3%

2020年4月は48.6kgあり、これが社会復帰して働きだしたことでゆるやかに4kgくらい減っていった。
完全なデスクワークだが、もの凄いストレス量と、シフト制勤務による夕食を抜くなどの、あまり感心できない内容の体重の減り方である。

ちなみに、通勤も徒歩5分で駅へ着き、駅直結ビル。
日中の運動量は翌朝に自動巻きの腕時計が止まるレベル。

これまで立ち仕事や添乗員をしていた頃は全く便秘とは無縁だったが、著しく運動量が減り、また加齢も伴い、便秘気味が続いている。

オプティマムファスティングを行うにあたり、厳密に公式的なやり方を行うのではなく、いくつかマイルールを取り入れた。

・プロテインではなくBCAAで行う
・Lアスコルビン酸を摂る
・生姜パウダーを混ぜる
・可能な日はソルトウォーターバッシングを行う

1日目

一日目は仕事が休みのため、本当に己との勝負である。
ファスティングは、仕事や外食ではないい予定が入っているほうが、個人的には行いやすい。

ただ仕事がない日のメリットとしては、ソルトウォーターバッシングを行えることだ。

ソルトウォーターバッシングのやり方は後述する。

初日は、頭痛がひどかった。

レモネードダイエットを行った時は、頭痛が起こった記憶がない。

が、ファスティングで頭痛が起こることは、ままあることらしい。
確かに私は糖質大好き、コーヒー大好きの糖質&カフェイン中毒である。

普段はすぐに頭痛薬を飲むところだが、耐えられないような痛みではなく、ダル重めな鈍痛だったので、寝てやり過ごした。

・体重 44.1kg
・体脂肪 25.7%
・筋肉量 29.3%

2日目

2日目も仕事休み。

昨日ほどの頭痛はなく、若干重い感じ。

レモネードダイエットを行ったときは、2日目にベッドから立った瞬間に体に軽さに衝撃を受けたものだけど、今回はそんな衝撃はなくほとんど普段通りだった。

また私は普段、睡眠導入剤(ロゼレム)と睡眠薬(ベルソムラ)を飲んでいて、昨夜はこの2つを断薬した。
するとやはり寝つきが悪く、眠りも浅かった。

20代の頃は、断食でものすごく眠りの質が上がった気がしたが、必ずしもそうではないのか、まだ2日目だからなのかは分からない。 

・体重 43.7kg
・体脂肪 24.9%
・筋肉量 29.7%

3日目

ファスティング3日目から仕事が始まる。
翌日には自動巻きの腕時計が止まってしまうほど、運動量の少ないデスクワークである。

食事を抜いているからといって、ものすごくお腹が空きすぎて集中できないとか、つらくてたまらないということは特にない。

前回レモネードダイエットを行ったときは、もともとの職場環境が寒いうえに、さらに断食を行いとてもとても寒かったが、今回はそこまで寒いというほどでもなかった。

・体重 43.5kg
・体脂肪 24.8%
・筋肉量 29.7%

4日目

私の仕事は運動量こそないものの、繁忙時は電話対応とPC入力が一日中続き、かなり疲労困憊になる。
昨日に続き、この日もおそろしく忙しく、かなりへとへとだった。
休憩時はご飯を食べる時間がなくなるため、がっつりと昼寝をして過ごした。

夜は睡眠薬を飲まないと、寝つきが悪く、眠りが浅くなることを実感している。

・体重 43.2kg
・体脂肪 24.7%
・筋肉量 29.7%

5日目

いよいよ最終日。
今日を乗り越えれば明日は食事ができるというモチベーションで、ファスティング5日目を乗り越えた。

この5日間、空腹すぎて仕方がないということもなく、絶対に5日間のファスティングをやり遂げる!というナゾに強い気持ちがあったので、その自分らしからぬ強い気持ちで心折れることなく無理せず5日間を過ごせた。

・体重 43.1kg
・体脂肪 24.8%
・筋肉量 29.7%

ファスティング5日間終了

準備食前⇒ファスティング5日目
・体重:45.0kg⇒43.2kg(-1.8kg)
・体脂肪:25.8%⇒24.9%(-0.9%)
・筋肉量:29.3%⇒29.6%(+0.3%)

(基本スペック:身長154.5cm、30代後半、女性)

5日間のファスティングが終了して良かった点は、

・自分のお腹とは思えないほどぺったんこになる
⇒胃腸の中が空っぽになるので、これ本当に私のお腹なの??と嬉しすぎて何度もさわりたくなるほど、いまだかつてなくお腹周りがスッキリしてぺったんこになった。

想像ほどの効果を感じなかった点は、

・体が軽くなる、くすみが抜ける、睡眠の質が上がるということはなかった。
⇒20代の頃はかなりのむくみ体質だったけど、最近はそこまでむくまない、
肌色のくすみが年齢とともにデフォルトになっている、
私の睡眠障害には薬が第一候補である、などを実感した。

回復食5日間

回復食の1日目と2日目は休みのため、朝はソルトウォーターバッシングからスタート。

前日の夜に用意しておいた水出しの昆布ダシで大根スープを作り、回復食1食目は大根スープのみ。
ソルトウォーターバッシングで十分腸内が流されているので、大根スープに梅干しは入れなかった。

回復食2食目は、大根スープにおかゆをプラス。
油分をまったく摂らず、肌の乾燥が気になっていたので、おかゆにスリごまとゴマ油を足していただいた。

2日目の夜には、味付けなしの野菜スープや蒸し野菜。

ファスティングを行った5日間と同じ期間は肉や動物性のものは取らず、野菜、豆、きのこ、海藻での食事にした。

職場へ持っていくお弁当も同様。
(私の職場はレンジがあるので、温めて食べることができるが、温めることができない環境だとちょっとツライだろうなと思った。)

ファスティング 回復食

普段はお肉大好き人間なので、お肉がないと物足りなく感じてしまうのだが、不思議と肉を食べなくても平気。
消化のことを気にして、普段よりかなりよく噛んで食べることを意識するようになる。

1日目 体重43.2kg 体脂肪24.9% 筋肉量29.6%
2日目 体重43.5kg 体脂肪24.8% 筋肉量29.7%
3日目 体重43.9kg 体脂肪24.9% 筋肉量29.7%
4日目 体重43.6kg 体脂肪24.6% 筋肉量29.8%
5日目 体重43.8kg 体脂肪24.9% 筋肉量29.7%

回復食5日間終了から1週間後

回復食5日間が終了すると、ほぼ普段の食生活へ戻した。

我が家は夕食後のコーヒータイムで週に2回ほどはお菓子を食べる習慣があったので、そのお菓子をドライいちじくへ変更。

意識しないと忘れがちになってしまうが、噛む回数が1.5倍くらいにはなっていると思う。

準備食前⇒回復食5日目
・体重45.0kg⇒43.8kg 
・体脂肪25.8%⇒24.9%
・筋肉量29.3%⇒29.7%

回復食5日目の段階で、体重-1.2kg、体脂肪-0.9%、筋肉量+0.4%。
この数値は1日であっという間に元に戻りそうな数値だったので、普段の食生活に戻したらあっという間に戻るだろうと思っていたが、普段の食生活にもどした1週間後が一番体がスッキリした。

回復食5日終了⇒一週間後
・体重:43.4kg⇒42.6kg
・体脂肪:24.5%⇒24.4%
・筋肉量:29.8%⇒29.8%

ソルトウォーターバッシング

ソルトウォーターバッシングは賛否両論というより、危険性が指摘されている方法なのでオススメはできない。
けれど自己責任で行う分には、私には非常に合っていて効率的に腸内をスッキリできる方法である。

ファスティング明けの「スッキリ大根」や「梅流し」もこのソルトウォーターバッシングと同じメカニズムだと思っている。

ソルトウォーターバッシングは文章にするととても簡単。

朝、起き抜けに、1Lのお水に小さじ2杯の天然塩を混ぜて飲むだけ。

実はこれ、少し工夫を加えるとぐっとやりやすくなる。
・200mlの熱湯、300mlのお水、小さじ1杯の天然塩。
これを混ぜ、ストローで飲むとするすると飲める。
もう1回同じことを繰り返せば、1Lを苦しむことなく飲むことができる。

これで1時間も経たないうちに、腸内スッキリ。
その後しばらくはいつでもトイレに行ける状態でないとまずいので、休みで予定の無い日に行うことがベストである。

オプティマムファスティングの感想

筋肉量を落とさず、体内浄化を目指して行ったオプティマムファスティング。
想像していたよりも、体重が落ちなかったけれど、体のラインはけっこうスッキリしたのではないかと個人的には思っている。

甘酒や豆乳は不思議と満足感があって、ひどい空腹に悩まされることもなかった。

ダイエット目的もありつつ、体質改善を狙っていたが、睡眠の改善に関しては期待していた効果は今回感じることができなかった。
私の場合は常用している睡眠剤を断つことで、眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚めてしまった。

ファスティングは胃腸を休めることが体に良いらしく、私は体調管理のために、来月と再来月の新月のタイミングで本番ファスティング2日のオプティマムファスティングを再度行おうと思っている。
(この記事を書いているタイミングでは、2度目のファスティングすでに終了。初回より、ちょっとすっきりした。)

初回で5日間のファスティングを行ったのは、次回、次々回への気持ち的なハードルが下がってとても良かった。
5日間やり遂げたという達成感と成功体験が、次回のファスティングへ心理的ハードルを下げてくれる。

ただ、本番5日間のファスティングでは、準備食、回復食を合わせて2週間近くの日数を要してしまうので、これを毎月行うのは私にとっては現実的ではないなぁと思う。
おいしいものを食べることも、生きる楽しみのひとつだなぁとファスティングをすることでしみじみ感じてしまった。

オプティマムファスティングは豆乳やプロテイン(私の場合はBCAA)を摂取しているので、体に対して過酷な減量をしているという感じではない。

ストイックなファスティングでがつんと体重を落としたい方には、酵素を飲む方が良いのではないかと思う。
無理なく体を労わりながら、体を絞るのは少しずつで構わない、という方にはオプティマムファスティングは向いていると思う。
また、甘酒、豆乳、プロテインは準備しやすいので、生活圏内で特別なものを用意せずにファスティングしたい方にも挑戦しやすいと思う。

来月3度目のファスティング予定だが、3度目終了時点で体がどのように変わっているか楽しみである。

追記

12月、1月、2月の新月に行った3ヵ月のファスティングは、体内浄化(デトックス)が目的だった。

3月、4月は好きなものを食べて過ごし、体が重くなってしまったので、5月にダイエット目的のファスティングを行った。
ファスティング自体は3日間。
復食が終わった2週間後が一番体が軽くなった。

オプティマムファスティングの不思議である。

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